FRP製大型貯水槽の開発と施工例
三晃海洋開発株式会社製
SKFシリーズに続き、大型FRP製一体型貯水槽の製作と設置方法の開発
- コンクリート貯水槽の老朽化対策として、大型FRP製貯水槽の設置事例
- 貯水量ー55m3
- 大型FRP製 – 体型ろ過海水貯水槽(5mφ*3mH=55m3)設置~(6mφ*10mH=280m3)製作設置可能
- 設置場所 – 広島県栽培漁業センター貯水槽等整備工事
- 使用目的 – ろ過処理海水のFRP製高架水槽として
大型FRP製ろ過海水貯水槽の特徴
- 内面型FW-Sフィラメントワィディング処理 : 内部型枠機械FRP巻き工法とし、缶体内面が滑らかで、付着物が付きにくい構造躰。
- 外部型枠FRP手巻き処理工法と比較して、強度的に堅牢で、対応年数も増加する。
- 既設ろ過装置SKF-3000で処理した海水ろ過処理水を新設FRP製高架貯水槽に揚水。
- 新設FRP製高架貯水槽より、魚介類飼育施設に給水する一連の施設。
既設FRP製重力式自動逆洗砂ろ過装置
1. 既設FRP製ろ過装置
- 平成11年FRP製ろ過装置を10台設置し、約20年間海水ろ過装置として活躍
- 既設ろ過装置を使用し、処理水の増大化と堅牢化のろ過装置を検討。
- 大型FRP製貯水槽の設置を検討
コンクリート高架貯水槽老朽化対策
- コンクリート高架貯水槽(外壁の爆裂状態)
- 既設コンクリート貯水槽の老朽化状況
- 改修工事を検討したが、改修費が膨大になる。
- FRP製大型貯水槽にて検討。
海上輸送状況
- 一体型FRP製海水ろ過貯水槽の海上輸送状況
- 台船に5mφ*3mH水槽4台を積載し大型貯水槽の輸送
- (6mφのFRP製貯水槽を8台輸送可能)
陸上荷揚げ状況
新設FRP製大型水槽吊上げ状況-その1
新設FRP製大型水槽吊上げ状況-その2
新設FRP製大型水槽吊上げ設置状況。荷揚げから設置まで1日で完了。
水槽設置と配管工事状況
配管工事その1
- 配管施工後の貯水槽との接続配管
- 水槽設置前に配管工事は、予め完了
配管工事その2
配管工事その3
工事完成状況
ろ過施設と、FRP製大型貯水槽施設全景